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【高配当株の選び方】株価に振り回されず配当金を得る12のポイント

ひなた

気が付いたら総資産4000万だった!サイドFIREを目指すシングルマザーのひなたです

悩んでいる人

高配当株投資を始めたいけど、何を基準に選んだらいいの?

こんな悩みを解決できる記事になっています!

なぜなら、これからご紹介する高配当株選びのポイントのおかげで、
私も、日々の株価に一喜一憂せず安心して持ち続けられる会社を見極めることができたからです。


この記事では、12のポイントに沿い
保険業界NO,1の東京海上を例に挙げ、具体的に「他の企業はどう調べたらいいか?」を解説します。

この記事を読み終えることで、どういった基準で高配当株を選べばいいか?
があなたもわかる状態になります。

もくじ

先に結論!12のポイント

先に結論です。
下記のポイントを押さえて「高配当株」を選びましょう!

  1. 連続増配しているか
  2. 業界でNo,1の会社か
  3. EPSの推移が安定しているか
  4. 配当利回りは高いか?
  5. 株価収益率は競合と比べて高いか?
  6. 配当性向は低いか?
  7. 株主還元方針はどうか?
  8. 売上と営業利益が増えているか?
  9. 営業利益率は競合と比べて高いか?
  10. 自己資本比率は同業他社と比べて高いか
  11. 営業キャッシュフローはプラスか?
  12. 格付けは良いか?

高配当株とは?魅力と注意点

「高配当株選びのポイント」を解説する前に、「高配当株の魅力と注意点」を見ていきましょう!

高配当株とは?配当金って?

「配当金」とは、「会社が得た利益を、株主に分配する現金」のことです。
株を保有していることで、株主が受け取ることができます。

「高配当株」とは、「高い配当金を出す会社の株」です。

「高配当株投資」とは、文字通り「高い配当金を得られる株を保有し、配当金を得る投資手法」のことで、
日本でも配当金を増やす会社が増えており、近年注目されています。

高配当株投資の魅力

高配当株投資の魅力は、下記です。

  • 会社が利益を上げ続ければ、「株を保有しているだけ」で安定した収入を得られる
  • 日々の株価に一喜一憂しなくていい

なぜなら、会社をきちんと選べば、「株価が下がっても配当金はそれほど下がらないから」です。
東京海上ホールディングスの株価と配当金の推移を見てみましょう。

東京海上ホールディングス(8766)の株価と配当金の推移
IR BANKのデータをもとに作成

2011年は東日本大震災、2012年はタイ洪水の影響で、株価が下落しています。
しかし、配当金は50円/1株あたり、を維持しています。
株価が一時的に下がったとしても、長い期間で見れば株価は上がり、配当金も増えています。

「高配当株投資」は「配当金」を得ることが目的のため、長期間保有することが前提の投資手法です。
会社が利益を上げ続けてさえいれば配当金を得られ、日々の株価の変動に一喜一憂する必要なく安心して投資を続けることができます。

日本の高配当株投資の魅力

高配当株と言っても日本のほかに海外の株式もあります。
ここでは日本と米国株の比較をしながら日本の高配当株の魅力を見ていきましょう。
日本の高配当株の魅力は下記です。

  • 決算書が日本語で確認しやすく安心して投資できる
  • 配当控除がある(特定・一般口座の場合)
  • 為替リスクがない

順番に見ていきましょう。

決算書ですが、米国株はもちろん英語になります。
英語は、ニガテな方も多いのではないでしょうか?

また配当控除(税金が一部戻ってくる)については、下記です。  
日本株のほうが、同じ配当金であれば税制面で有利ですね。                                                                                                                                                                                                                                               

配当控除とは
  • 米国株は米国で必ず10%課税される。さらに日本国内で18%課税される
    配当控除は受けられず、税金は戻ってこない)
  • 日本株は日本国内で20%課税されるが、配当控除の対象。
    (一部の税金が戻ってきます!)

    ※詳細は国税庁 No.1250 配当所得があるとき(配当控除)を参照

次に為替リスクです。

為替リスクとは

日本の通貨である「円」と、外国の通貨の「外貨」を交換する「為替相場の変動によるリスク」のこと

具体的に、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の株を30ドルで購入したとしましょう。
1ドル=140円の場合は、30×140=4200円で購入できます。
VZの利回りは7%程度なので、配当金が2.1ドル払われます。

  • 為替が変わらず、1ドル=140円だった場合:
    2.1ドル=294円
  • 円高が進み、1ドル=80円だった場合:
    2.1ドル=168円

の配当金になります。

為替の影響で、円高が進むと利回りが下がってしまいますね。
このように米国株をはじめとする外国株には、為替の影響を受ける「為替リスク」がありますが
日本株にはこれがありません。

日本の高配当株投資の注意点

日本の高配当株投資の注意点は下記です。

  • 配当が減り配当金が無くなる可能性がある
  • 株価が下がり含み損を抱える可能性がある

会社の業績が悪ければ、配当金が減ったり、株価が下がり続ける可能性もあります。

配当金を得ることが目的なのに、配当金が減ったら元も子もありませんね。
したがって「リスクの少ない会社選び」が大事になってきます。

【高配当株の選び方】12の視点

では、具体的にどんな基準で選べばいいか?見ていきましょう!

①連続して配当金が増えているか?

これまでに「連続して配当金が増えている会社」を選びましょう!
配当金を得ることが目的なので、配当金が減っていては保有する意味がないからです。

ここで前述の東京海上の例を見ていきましょう。
2019年から2021年にかけて、
250円→225円→235円
と配当金が減っていますが、2022年には255円まで回復しています。

ひなた

東京海上はこれからも配当金が増えそうですね!

さて、「連続して配当金が増えている会社」をどうやって探せばいいのでしょうか?
具体的には、「日経連続増配株指数」銘柄一覧を確認しましょう。

「日経連続増配株指数」とは
  • 国内に上場する会社のうち、連続して配当金を増やしている会社から構成される指数
  • 原則として10年以上連続して配当金を増やしている会社70社を対象に算出されている

    この一覧を確認すれば、10年増配している会社を簡単に知ることができます!

業界でNo,1の会社か

さらに、「業界でNo,1の会社か?」確認しましょう!

何が優れていれば「業界No,1と呼ぶか?」ですが、「利益」はお客様の評価が数字に現れたもの。
稼ぐチカラ=「純利益」が、競合他社と比較し高い会社はNo,1と言ってもよいのではないでしょうか。

東証は、一部上場している会社を下記の33業種に分類しています。
(2023年8月時点で、業界で純利益がトップの会社も下段に記載)

水産・農林業
ニッスイ
石油・石炭製品
出光興産
輸送用機器
トヨタ自動車
倉庫・運輸関連業
近鉄エクスプレス
その他金融業
三菱HCキャピタル
鉱業
INPEX
ゴム製品
ブリヂストン
精密機器
HOYA
情報・通信業
日本電信電話(NTT)
不動産業
三井不動産
建設業
大和ハウス工業
ガラス・土石製品
日本特殊陶業
その他製品
任天堂
卸売業
三菱商事
サービス業
日本郵政
食料品
日本たばこ産業
鉄鋼
日本製鉄
電気・ガス業
東京瓦斯
小売業
セブン&アイ・ホールディングス
繊維製品
東レ
非鉄金属
住友金属鉱山
陸運業
東海旅客鉄道
銀行業
三菱UFJフィナンシャル・グループ
化学
信越化学工業
機械
ダイキン工業
海運業
日本郵船
証券・商品先物取引業
野村ホールディングス
医薬品
中外製薬
電気機器
ソニーグループ
空運業
ANAホールディングス
保険業
東京海上ホールディングス
業種:日本取引所グループ 業種分類表より引用
会社名:strainerより引用

どの会社が業界No,1か?の最新情報は「●●(業界名) 純利益 ランキング」でGoogle検索すると、確認できます。
ご自身でもぜひ調べてみてください!

③一株利益は安定しているか?

次に大事なのが「その会社の業績が好調で稼いでいるか?」です。
いくら配当金が増えていても、無理して配当金を出し倒産してしまっては困ります。

そこでEPSという指標を使って会社がいくら稼いでいるか?を確認しましょう。

1株あたり利益((EPS)とは
  • 「Earnings(稼ぐ) Per(ごとの) Share(株式)」の略。
  • EPS=利益÷会社が発行している株式の総数

    「1株当たりいくら儲けているか」を示しており、
    数値が高いほど会社の稼ぐチカラは高いと見ることができます

今の1株あたり利益と、今までの1株あたり利益の推移を比較することで「会社が順調に成長しているか?」を判断することができます。
ここで東京海上の1株あたり利益の推移を見ていきましょう。

IR BANKのデータをもとに作成


2012年東日本大震災、2021年新型コロナウィルスの影響で利益が減り、一時的にEPSは下がっていますが、長期的には上昇傾向となっています。

他の会社の「1株あたり利益」を調べるときは「●●(会社名) EPS推移」で検索すると良いでしょう。

配当利回りは高いか?

次に、「配当利回りは高いか?」を確認しましょう。

配当利回りとは?
  • 配当利回り(%)= 配当金 ÷ 株価 × 100

    ※配当金が一定でも株価によって変動します
    配当金が変わらないとすると、株価が下がれば「配当利回り」は上がり、
    株価が上がれば「配当利回り」下がります


東京海上の予想配当利回りは3.93%です。(2023年8月15日現在、株予報proより引用)
さて、この利回りは「高い」のでしょうか?「低い」のでしょうか?

マネックス証券 銘柄スカウターより引用(東京海上の利回りと、他の会社の利回りの分布)


他の会社の「配当利回り」分布と比べると、3610社中、最も多いのは「配当利回り0%」、次に多いのは「2.5~3%」となっています。
東京海上の3.93%(予想配当利回り)は十分高い、と言えるのではないでしょうか。

株価収益率は競合と比べて高いか?

次に「株価収益率は、競合と比べて高いか?」を確認しましょう。

株価収益率(PER)とは
  • 「株価が1株利益の何倍か?」という指標
  • 株価収益率(PER)= 株価 ÷ 1株利益(EPS)


株価が割安か割高か?がわかります。一般的に「15倍程度が適正」と言われています

保険業界TOP3の会社のPERを見てみましょう。

会社名直近PER
東京海上ホールディングス16.5
MS&AD13.85
SOMPOホールディングス11.55
moomooより引用(2023年8月15日)

東京海上が最も高くなっています。
「割高」という見方もできますが、この金額で株が購入されていることから、
「市場の評価が高い」とも見て取れるのではないでしょうか。

配当性向は低いか?

次に「配当性向は低いか?」です。

配当性向とは?
  • 配当性向(%) = 配当金額 ÷ 1株あたり利益 × 100
  • 一般的に20~30%が多い
マネックス証券 銘柄スカウターより引用

東京海上は、2021年に発表した中期経営計画のなかで、「配当性向をグルーバルピア水準(50%程度)を目指す」としています。
他の会社は20~30%が多いので、東京海上の配当性向はやや高いですが、
上記のように意図的に50%を目指していますので問題ないと思われます。

さて、配当性向が「高い」とはどういう状態で、どうして低いほうが良いのでしょうか?

簡単に言うと、「無理して配当金、出していないですか?」ということです。
後輩におごったり、孫に貢いだりしすぎる(=配当金を出す)と、家計(=社内で使えるお金)は火の車になりますよね。
ですが、利益(=収入)が順調にふえていれば問題ありません。
このように配当性向は「1株当たり利益の推移」と一緒に確認しましょう。
利益が順調に増えるなかで配当性向が高い状態であれば問題ないです。

株主還元方針はどうか?

次に、株主還元方針について確認しましょう。
ほとんどの会社が「弊社はこのように株主還元をしていきます」と自社の姿勢を打ち出しています。
今後3年程度の配当金を維持するのか?上げる方針なのか?を確認することができます。
株主還元について記載がない場合は、「配当金もなし」ということも考えられますので必ず確認しましょう。

ここで東京海上の株主還元方針を見ていきましょう。
調べ方は「●●(会社名) 配当方針」でGoogle検索すればヒットします。
東京海上は、公式ホームページにて、「配当を株主還元の基本と位置付け、利益成長に応じて持続的に高める方針としております。」としています。
つまり「利益が増えれば配当を増やしますよ」ということですね。
安心です!

売上と営業利益が増えているか?

「売上と営業利益が順調に増えているか?」も大事な確認ポイントです。
利益がなければ配当金も出せなくなるかもしれません。
東京海上の「売上と営業利益」を見ていきましょう。
(営業利益は記載がないため、経常利益を表示しています)

順調に増えていますね!

マネックス証券 銘柄スカウターより引用

営業利益率は競合と比べて高いか

次に、営業利益率を競合と比べましょう。
一般的に利益率の高い会社は「競争力が高い」と捉えることができます。

売上営業利益率とは?

東京海上と、保険業界2位のMS&ADインシュアランスグループ HD、3位のSOMPO ホールディングスと比較してみます。(便宜的に3社とも経常利益で算出)

保険TOP3社 経常利益の比較 
(IR BANKのデータをもとに作成)


東京海上が突出しており、業界の中でも高い競争力を有しています!

自己資本比率は同業他社と比べて高いか

次に、自己資本比率を見ていきましょう。

自己資本比率とは
  • 会社の財務健全性を確認するための指標
  • 一般的に数値が高いほど安全
  • 業種によって適正な水準は異なるので、業種における平均値を確認する必要あり

東京海上と、保険業界2位のMS&ADインシュアランスグループ HD、3位のSOMPO ホールディングス、保険業界を比較してみましょう。

会社名2023年度3月期 自己資本比率(%)
東京海上ホールディングス13.1
MS&AD12.7
SOMPOホールディングス12.8
【参考】保険業界 中央値13.1
マネックス証券より引用
保険業界の中央値はかぶれんより引用

2023年3月期発表の東京海上の自己資本比率は13.1%で、保険業界の自己資本比率の中央値(2023年)は13.1%となっているため、ちょうど中央値です。
競合他社と比較しても同水準で安心ですね!

⑪営業キャッシュフローはプラスか?

営業活動によるキャッシュフローも確認しましょう!

営業活動によるキャッシュフローとは
  • キャッシュフローとは、現金をいくらもっているか?を表したもの
  • なかでも、「営業活動によるキャッシュフロー」は、本業での現金の動きをまとめたもの

手元に現金がなければ、財務健全とは言えないですよね。
家計で「銀行に残高が1円もない状態」を想像してみてください。
クレジットカードの引き落とし、できなくなりますよね?企業も同じです。
家計のクレジットカードでの支払い=企業での買掛金(取引先に今後支払う予定のお金)の支払い、のイメージです。
取引先にお金が払えなくなっては困りますね。
よって、「営業キャッシュフローはプラスかどうか?」はしっかり確認しておきましょう。

たまたまその年のキャッシュフローがマイナスであっても問題ないですが、毎年毎年、マイナスであれば経営が危険な状態であることも考えれられるので注意しましょう。
例えば家計でも、「たまたま給料日前で、今月は現金が手元にない」というときもありますよね。
たまたまその月だけであれば問題ないですが、毎月その状態だと改善せずに放置している、ということになり不安が残ります。

ここで、また東京海上を例に見ていきましょう。
2023年3月期 有価証券報告書によると、 営業キャッシュフローは945.4億とプラスで安心です!

格付けは良いか?

最後に「格付け」を見ていきましょう!

格付けとは
  • 格付とは、格付機関が会社の借金の支払能力を評価し、信用力を示したもの
  • 格付が低くなるほど借金を支払えなくなる可能性が高くなるので、格付けは高いほうが良い

東京海上は、公式ホームページで公開している通り、複数の格付機関から高い格付け評価を得ており、安心です!

東京海上公式ホームページより引用

まとめ:自分で確認、考えて選ぼう!

いかがでしたか?
最後にもう一度、「高配当株の選び方12の確認ポイント」のおさらいです。

  1. 連続増配しているか
  2. 業界でNo,1の会社か
  3. EPSの推移が安定しているか
  4. 配当利回りは高いか?
  5. 株価収益率は競合と比べて高いか?
  6. 配当性向は低いか?
  7. 株主還元方針はどうか?
  8. 売上と営業利益が増えているか?
  9. 営業利益率は競合と比べて高いか?
  10. 自己資本比率は同業他社と比べて高いか
  11. 営業キャッシュフローはプラスか?
  12. 格付けは良いか?

たくさん確認ポイントがあって大変でしたね、、!
ですが、自分で調べ、考え、納得した上で購入した株は、株価が暴落しても売らずに10年20年と持ち続けることができ、確実に配当金という不労所得を生み出してくれます

ひなた

私はtwitterでよくつぶやかれている株をなんとなく買い、株価が下がり続けて不安になり眠れなかったことがあります、、、皆さん、よくわからないまま他人の真似をして株購入は「絶対ダメ!」ですよ!

日頃から「長期的に株を持ち続けたい会社」をリストアップしておき、株価が安くなった際に購入していきましょう!

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